ナパバレーを車窓から。ワイントレインに乗って優雅なランチタイムを

ワイナリーで酔っ払った面々はバンの中でぐっすりと眠りにつく。
車窓には整然とした青々しいブドウ畑が流れていて、この色彩は本当に目を休ませてくれるんだなあと身を持って実感するのです。

さあそうこうしているうちにワイントレイン乗り場へ到着。
ナビゲータのプリチーばあちゃんによる、事前に渡されたパンレットの解説が続く。
どうやらいくつかのクーポンが同封されていて、ワイントレイン駅周辺のワインショップで無料試飲が楽しめるとのこと。
ぐむむ、こういう時に自分のお酒の弱さを恨む…。


出発時間が来たようで、ぞろぞろと列車に乗り込む。
同社が提供している様々なワインツアーのお客さんが先乗りしていたりして、中々繁盛しているようだ。


テーブルクロスがかけられた食卓が並ぶ車内へ。
ここでも車窓からブドウ畑を眺めることができる。田舎の出身のせいか懐かしい気がしてきた。


ファーストドリンクはサービスの白ワイン。なみなみと注がれて、もったいぶらずに飲めることが良いのか悪いのか。


車酔いするかなと思いきや、そんなにスピードも出さずに緩やかな運転のためがなんの問題もない。
そんなことより料理の量に耐えきれなくなること必至。ポーションひとつひとつの量が多く、提供される料理のスピードに追いつくことができない。


このあたりのまったく勿体ぶらない感じがまさにアメリカン。申し訳ないけど残してしまったよー。

食事のあとは列車内散策。
大きめの窓から外を眺めて、風に火照った頬を洗ってもらう。日照時間は長く、たっぷりあるゆとりの時間。
せっかちな普段の性格が嘘かのように、知らない土地にくると気持ちが丸裸にされ穏やかになる。その時の気持ちが私の本当の心なんだとすると、旅行にきた時しかそれが出てきてないわけだ。そりゃ日常生活が苦しくもなってくるわな。

そのはべらせた思いにため息をつきそうになったけど、どうしてだい?!ここはナパ!カリフォルニア!アメリカなんだ!と、急にテンションが上がってきた。まだまだ今日は2日目。
たくさんアメリカを楽しんで、知らない人とたくさん話そう!


wRitzs photos - flickrall photos are copyrighted to Ritz Takada


この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます


ミッションストリートを南下。Alemanyのファーマーズマーケットにてミッションストリートを南下。Alemanyのファーマーズマーケットにて
Toloの絶品レストラン。ギリシャの魚介NO.1はこのお店Toloの絶品レストラン。ギリシャの魚介NO.1はこのお店
オープンエアでの台湾ビールと本場の小籠包。定番のお店でひといき。オープンエアでの台湾ビールと本場の小籠包。定番のお店でひといき。